2022年度自治体の予算と財政
日曜日の午後13時〜17時、予算勉強会でした。
愛知県内の自治体議員20名が参加して、
いつもの菅原敏夫先生から講義を受けました。
22年度の地方財政は、市税収史上最高!、
瀬戸市も税収増の予算案になっています。
企業業績が悪くないようですが、正直、実感が湧きません。
その中で、岸田政権が掲げる「成長と分配の好循環」の分配の目玉の一つが、看護師、介護士、保育士らの賃金を引き上げることになっているけど…
どうやって上げるのか?
国は、介護職員らの収入の3%、月額9000円引上げるための措置は、令和4年2月から9月までに都道府県担当課に申請する。
その後は、新加算は公費、介護保険料、利用者負担で賄われることになっています。
介護職員だけでも全国におよそ138万人が従事しています。財源は、2月〜9月までの値上げ分1.665億円は補正予算で確保していますが、その後の財源は、介護報酬での対応になるば、40歳以上の被保険者、高齢者施設の利用者、自治体の負担増になってきますが、「何じゃア〜、国が面倒みるんじゃないのか!」
国は、今回の値上げの目的は、介護士の慢性的な人材不足を解消するためとしていますが、成果につながるとは思えん。
新年度特別会計の介護保険予算に関わる政策になります。
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